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上海の不動産管理事情

上海ガニがおいしい季節になりました。
上海で食べた上海ガニのおいしさを思い出しながら、上海不動産事情のつづきを書きます。
現地では、ビルオーナー、管理会社、仲介会社、金融機関等からヒアリングしたり、食事をしました。
噂どおり、上海の急発展している都市のエネルギーはすごいものがあります。
国家主導による都市計画遂行の迅速さや規模の大きさには驚きを禁じ得ません。
しかし、不動産管理に関する考え方には疑問を感じました。

先日も書きましたが、森ビル(HSBC Tower)の管理の水準は上海ではピカ一(日本では当たり前の水準でも)だそうですが、一般的に上海ではまだ管理手法は定着してません。
なぜなら、いいビルを建てて長期保有すれば賃料は右肩上がり。初期投資を3年で回収して、回収後の管理はどうでもいいというオーナーばかりだそうです。
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・建物を資産と捉えている人が少ないため、管理はずさんで劣化が早い。
・現在は供給が少ないため、ビルを差別化する必要もなく、オーナーは賃料アップのことしか考えていない。
・日々の設備のクレームは管理部門を責めて、故障したら設備を入れ替え。
という考え方だそうです。
上海では、管理をアウトソースして効率化するという考えがない。すなわち、プロパティマネジメントのニーズはまったくありませんでした。

中国のビルは、見た目は豪華でも見えないところは陳腐な仕様が多いようです。
新築のビルを視察しましたが、見えないところでは、壁の目地も埋まっていない酷いありさまでした。

いたる所で建築工事をしている影響か、上海の空気は常に埃っぽくスモッグがかかっていました。
中国は数十年前の日本のようだと言われますが、同じ道を歩むなら、いずれ公害などの問題も出てくるような気がします。
今の好景気が一段落すると、建物の管理やリスクについても議論されるようになり、中国でもビル運営管理のプロが必要とされるでしょう。
その時には、世界で活躍できるプロパティマネージャーになってやるぞ!

  参考になりましたか? ⇒ このブログに1票

  関連記事:上海で頑張る森ビル

ところで・・・
陽澄湖産の上海ガニ、食べたことありますか?特にあの濃厚なミソの味、忘れられません。今が一番おいしい季節ですよ!
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テーマ : 不動産投資
ジャンル : 株式・投資・マネー

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ほんの少し前の日本の状況と同じですね。
とにかく需要に供給が追いついていないのでしょう。
日本の場合には、飽和状態に近いともいえます(しかし相変わらず新規供給も多いですが)ので、ハード面だけでなくソフト面で差別化が必要となってきているのだと思います。
しかし、中国もすぐにそのような状況になるのではないでしょうか。

Precious Worksさま、コメントありがとうございます。
> 中国もすぐにそのような状況になるのではないでしょうか。
「すぐに」ですか!?
中国では、この発展がいつまでも続く雰囲気でしたが・・・
日本でもバブルの絶頂期は、こんな感じだったのかも知れませんね・・・
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プロフィール

トゥイーク

  • Author:トゥイーク
  • 居住地:東京
    職業:収益不動産の管理
    特技:スノーボード
    資格:
    ・不動産証券化マスター
    ・ビル経営管理士
    ・宅地建物取引主任者
    ・管理業務主任者
    ・マンション管理士
    ・フィナンシャルプランナー
    ・建築設備検査資格者
    ・特殊建築物調査資格者
    ・昇降機検査資格者
    ・消防設備検査資格者
    ・証券外務員(1種,2種)
    ・損害保険募集人資格
    ・生命保険販売資格
    ・変額保険販売資格
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